DJI ドローン 放置して充電できない(過放電)バッテリーを復旧してみた

DIY
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DJIスパークというドローンを7年前に購入し、6年間放置していましたが、部屋の片づけをしていた時に埋もれていたのを発見😅
久しぶりに動作させてみたら、バッテリーが全部充電できなくなっていました😱

DJIドローンのバッテリーは、放置して過放電してしまった場合使用できなくなる仕組みみたいです🥲
無理やり内部のセルを充電してもダメみたいですね。

でも、海外の業者ではちらほら復旧しているしている人がいるみたいなので、旦那さんが調べながらこのバッテリーを復旧してみたのでそれを載せておきます😀
ちなみに、今回のこの手法は、一部のDJI Mavicシリーズでも復旧できるみたいです。

《復旧実績があった機種》
Spark, Mavic 3, Mavic 2 pro/zoom, Mavic Air 1, Mavic Air 2, Mavic 2 mini, Mavic 1 mini

バッテリー安全ガイドラインには【バッテリーの過放電後、電源が入らない場合は、すぐにバッテリーを破棄してください】と記載がありました。

今回の手法はメーカーは許可していない手法ですので、もしやってみる方がいれば自己責任でお願いします😣

⬇️旦那さんが実際にバッテリーを復旧してますので、よかったらこちらもあわせて見てくださいね😄

DJI ドローン 放置して充電できない(過放電)バッテリーを復旧

Dji_Battery_Killer」というウクライナ人によって作成されたソフトウェアを使用して、異常(過放電)情報を削除し、再び充電できるようにします。

使用工具など

CP2112 デバッグボード USB-SMBus I2C通信モジュールは、PCとバッテリーを接続して通信するために必要なものです。

ジャンパーワイヤは、CP2112 とバッテリーをつなげるために使用します。

旦那さんは20年ぐらい前から使っているテスターを今回使用していましたが、このバッテリー復旧後に新たにAliExpressで購入していました😆

バッテリーに給電するために9V乾電池を使用します。(百均のものでも大丈夫です。)

パナソニック(Panasonic)
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マイナスドライバー

ニッパー

異常状態削除

PCに接続

まずは、症状を見てみます。

左二つのLEDが4回点滅した後に消灯するという動作を繰り返している状態の時は、充電できていないそうです😅

それでは、「Dji_Battery_Killer」というソフトフェアを入手しましょう。

CP2112 とジャンパーワイヤを使用します。

つなげていきましょう!

使うのは、【GND、SDA、SCL】の3本だけです。

このようにつなぎます。

それからPCにつなぎます。

Dji_Battery_Killer」のHelp画面で各機種のピンの配置を見ることができます😀

DJi_Battery_Killerを使って削除

8桁の英数字が接続したときに表示されます。
例えば、【00ACB847】や【0041646C】などです。

8桁の英数字を表示させて、Connectを押す。

このような中身が出てきました。

Read Infoを押す。

エラーが出てきました。
バッテリー残量がかなり少ない場合読みだすことも出来ないみたいです。
あと、配線ミスでも同じエラーとなります。

その場合は9V乾電池を使えば解決できるみたいです。
100均で買いました😀

バッテリーと9V乾電池を繋げます。
そして、read Infoを押すと…

バッテリー情報が出てきました!
何回か失敗するときは、何回か実行しました。
電力が足りないと失敗しやすいと思います。

Unseal/を押す。

このような表示が出てきます。

Clear PFを押します。

この表示が出てきました。

Clear PF2を押します。

このような表示が出てきました。

Reset Chipを押します。

このような表示が出てきました。

成功していれば、9V電池からの充電が開始されるようです。
2つのLEDが常時点滅するはずです😀

ですが、4回点滅した後に消灯する動作でエラーとなりました😅
ここで2つのLEDが常時点滅した人は充電できていますので、以降の手順は必要ありません。

内部セル充電

こじ開けて、強制的に内部セルを充電しようと思います。
右の画像はRead Infoで取得した情報のようにBattery Cellが3つあって、各セル2.6V以上必要ということがわかりました。

だいたいこのあたりにツメがありますので、ツメや基盤を壊さないように開けていきます。
ちゃんとした工具があれば簡単に開くそうなんですが、ないのでマイナスドライバーで開けていきます😅
かなり手ごわいぞ~

バッテリーの内部のセル電圧を測ります。
一番下から、Cell1、Cell2、Cell3となっています。
測った結果、がこちら↓

Cell1Cell2Cell3
2.37V2.08V2.76V

今回、各セル2.9Vにしていこうと思います。

Cell1から充電していこうと思います。
Cell1は左がプラス、右がマイナスですので、写真のように9V乾電池につなげて充電していきます。
2.3Vだったのが2.83Vまで上がってきましたね😀

2.9Vになるまで充電します。
Cell2は、プラスマイナスが逆なのでセルにつける側のテスト棒を逆転させます。
後はCell1で行った通り、2.9Vまで充電させます。
ちなみに、Cell3はCell1と同じ向きです😀
同様にCell3も2.9Vになるまで充電します。

動作確認

バッテリーを開けるときに、開け方がよくなかったのかこの黒い突起物が邪魔をして、閉じた時にLEDの点灯が見えにくかったので、この部分をニッパーで1mmぐらいカットしていきます。
閉じた時にLEDがちゃんと見れた場合、この手順はスルーしてください😅

左から2つLEDが連続で止まることなく点滅しました!!
成功です!

LEDが3つに点滅したので、充電できていることが確認できます。
充電ケーブルを抜いて、ドローンを起動してみたいと思います!

起動できました!!
成功です!!😄

感想

調べるのに時間がかかったりと大変苦労したみたいです😅
1年しか使ってないのにバッテリーを買い替えるのはもったいなさ過ぎたので、今回旦那さんに頑張ってもらいました🥰
この後、さっそくドローンが飛ばせる場所で撮影したら問題なく使用できました👍
旦那さん、ありがとう!!

コメント

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