【メンテナンス】PD-A600のオーバーホール(分解・グリスアップ)

メンテナンス
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私と旦那さんはSPDのビンディングペダルを使用しています。最近子供たちもビンディングに興味が湧いてきてやりたいと言うようになってきました。

子供が興味を持ったことはやらせてあげたい✊

ということで、「PD-A600」を中古で購入しオーバーホールします👍

現在は、「PD-A600」の在庫はあまりなく、後継機種となる「PD-ES600」が販売されています。

ペダルはどのみち傷つくし、めったに壊れるものでもないからオーバーホールすれば大丈夫!という判断でメルカリで2つ購入させていただきました😉

2つともガタツキがあるという理由でお安くなっていたので、要オーバーホールです。

PD-A600のオーバーホール

使用工具

・六角レンチ(8mm)
・スパナ/レンチ(7mm/10mm)または、モンキーレンチ
・グリス

車体から取り外し

ロードバイクに装着されている場合は、まず取り外すことから始まります。

六角レンチ(8mm)を使用してペダルを取り外します。
左ペダル:正ネジ
右ペダル:逆ネジ

左右のペダルで回す方向が違いますので、注意が必要です。

分解

ペダルから軸を取り外します。
左ペダル:正ネジ
右ペダル:逆ネジ

これも左右のペダルで回す方向が違いますので、ご注意ください。

固い場合は、六角レンチをペダルに差し込んで固定します。

このように軸の部分が抜けていきます👉

軸の部分が抜けた状態です👉

先端についているナットから外していきます。
左ペダル:正ネジ
右ペダル:逆ネジ

これも左右のペダルで回す方向が違いますので、ご注意ください。

反対側を六角レンチ(8mm)で固定して外していきます。

1つ目のナットは(7mm)、2つ目の玉受けナットは(10mm)のスパナを使用します。
私は(7mm)のスパナを持っていなかったので、モンキーレンチで代用しています。

先端のナットと玉受けのナットを取り外した状態です👉

玉が見えると思います。小さいので無くさないように取り外します。

ここで12個、さらに12個奥にありますので、合計24個あります。

順番に取り外していきます👉

取り外した状態です👉

軸に黒いゴムが2つまだ装着されている状態ですので、ゴムも外して清掃します。

ティッシュで既についていたグリスを拭き取りました👉

無くさないようにボールを12個ずつ置いています。

組立

軸に黒いゴムを先に装着しました👉

グリスをまんべんなくつけておきます👉

次に装着する部品の内部にグリスを塗っておきます👉

装着します👉

この部品の上部に玉を並べるため、グリスをたっぷり塗っておきます。

12個の玉を並べました👉

並べた玉が入るように次の部品を装着します👉

先ほどの部品の上にグリスをたっぷり塗って、また12個の玉を配置します👉

玉受けナットを装着します👉

一旦止まるまで締めてから、1/4から1/2回転緩めます。
この時、キツ過ぎると回転がゴリゴリし、緩すぎると軸にガタツキが生じます。

最後に7mmのナットを装着します👉

先ほどの玉受けナットが動かないようししながら止まるまで締めます。

元通りにペダルへ装着します👉

この状態で、軸にガタツキがある場合は玉受けナットが緩いため、もう一度分解して玉受けナットを少しだけ締めます。

車体へ取り付け

ペダルを車体へ取り付けます👉

取り付けた後に回転させてみて、ゴリ感がある場合は、また取り外して玉受けナットを少し締めて調整します。

まとめ

オーバーホールする前と比べてクルクル回るようになり、触っていない時は同じ位置で止まるようになりました。もちろんガタツキもなくなったので、通常通り使用できそうです😆

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